訪問営業代行会社14選|費用・対応範囲と失敗しない選び方

訪問営業代行とは、営業担当者が顧客先や店舗へ対面で訪問し、商談・提案・関係構築を代行するサービスです。

電話やメールだけでは決裁者に届かない相手を開拓したいとき、対面の実働を外部に任せる選択肢になります。

ただし「訪問営業代行」という同じ言葉でも、各社が担う範囲は一様ではありません。訪問して資料を配るところまでの会社と、商談からクロージングまで担う会社が混在しています。

料金体系も月額固定から成果報酬まで分かれており、同じ成果報酬でも何を成果と数えるかで金額が変わります。

この記事では、委託できる業務範囲、料金体系と費用の見方、対応できる会社14社、会社選びの4つの基準、自社に向いているかの判断材料を整理しました。

※各社のサービス内容・料金・実績等は2026年9月時点の各社公式情報をもとに記載しています。

訪問営業代行とは|飛び込み営業との違いや業務委託できる範囲

訪問営業代行は、営業担当者が顧客先へ足を運ぶ業務だけを指すものではありません。訪問先の選定や新規顧客との接点づくり、商談、提案、クロージング、既存顧客のフォローまで委託できる場合があります。

飛び込み営業代行は、そのうちアポイントを取らずに新規顧客を訪問する工程を指します。訪問営業代行と並ぶ別のサービスではなく、訪問営業代行の一種です。

訪問営業代行では、訪問だけでなく、その前後の営業工程も委託できることがあります。対応範囲は会社によって異なるため、契約前に確認してください。

各工程で委託できる主な業務は、以下のとおりです。

業務 委託する内容
訪問先の選定 商材に合うエリア・業種・店舗規模を絞り込み、訪問リストを作る
飛び込み訪問 アポイントなしで新規顧客を訪問し、担当者や決裁者との接点を作る
アポイント後の商談 日程が取れた相手先を訪問し、ヒアリングと商材説明を行う
提案 訪問で得た情報をもとに提案内容を組み立て、対面で提示する
クロージング 条件のすり合わせから契約の意思決定までを対面で進める
既存顧客のフォロー 契約後の定期訪問、アップセル、解約の抑止を担う

業務委託と労働者派遣では、指示を出す人が変わる

訪問営業を外部へ任せる方法には、業務委託と労働者派遣があります。

主な違いは、営業担当者へ直接指示を出すのが代行会社か、依頼企業かという点です。

契約形態 指揮命令の主体 必要な許認可 向いているケース
業務委託(営業代行) 代行会社が自社の担当者へ指示を出す 原則不要 進め方ごと任せ、成果で管理したい
労働者派遣(営業派遣) 依頼企業が担当者へ直接指示を出す 労働者派遣事業の許可が必要 自社の営業プロセスに沿って細かく動かしたい

訪問の進め方ごと任せたい場合は業務委託、自社から営業担当者へ直接指示したい場合は労働者派遣が向いています。当社インプレックスアンドカンパニーは、業務委託と労働者派遣の双方に対応しており、労働者派遣事業許可番号(派13-305091)を取得しています。

関連記事:営業派遣のおすすめ会社11選|営業代行との違いと会社選びで確認する項目を解説

訪問営業代行の費用|料金体系と契約前に確認する項目

訪問営業代行の費用は、担当者の稼働に対して支払う形と、訪問や商談などの成果に応じて支払う形に大きく分かれます。

また、同じ成果報酬でも、どの段階を成果とするかで料金が変わります。金額だけでなく成果の条件も確認すると良いでしょう。

料金体系ごとの目安は下表のとおりです。

料金体系 費用の目安 向いているケース・注意点
月額固定型 営業担当者1名あたり月60万〜90万円。稼働時間に上限を設け、月10万円から利用できるプランもある 継続的に営業活動を行い、検証・改善を重ねたい場合に向く
時間単価型・人日単価型 1時間あたり3,500〜5,000円。1人日あたり29,700〜35,200円 必要な期間・稼働量だけ依頼したい場合に向く。交通費や移動時間の扱いも確認する
成果報酬型 訪問・アポイント1件あたり15,000円から 固定費を抑えやすいが、何を成果と数えるかによって費用対効果が変わる
固定+成果報酬型 固定費に成果報酬を上乗せ。具体的な金額の公開例は少ない 一定の活動量を確保しながら、成果に応じた報酬も設定したい場合に向く

※上表は、この記事で紹介する会社が公式サイトで公開している料金をもとに作成しています。業界全体の相場を示すものではありません。

料金を比較するときは、提示された金額だけでなく、稼働時間、成果の定義、追加費用を含めた総額を確認してください。また、料金体系と契約形態は別のものです。

自社から営業担当者へ直接指示したい場合は、料金体系にかかわらず、労働者派遣として依頼する必要があります。

同じ成果報酬でも、成果の定義で金額が変わる

成果報酬型を比較するときは、金額だけでなく、何を成果と数えるかを確認する必要があります。

成果地点には、主に「訪問」「アポイント」「商談」「受注」があります。訪問を成果とする契約でも、不在時を含む場合と、担当者との接触を条件とする場合があります。アポイントは面談日程が決まった時点、商談は実際に提案の場が設けられた時点、受注は契約が成立した時点を成果とするのが一般的です。

成果地点が受注に近づくほど、1件あたりの報酬は高くなる傾向があります。同じ「1件15,000円」でも、訪問・アポイント・商談のどれを指すかで条件は異なるため、不在やキャンセルの扱いも含めて見積り時に確認してください。

初期費用・交通費・出張費は月額に含まれない場合がある

訪問営業代行の費用を比較するときは、月額料金や成果報酬だけでなく、初期費用や交通費などを含めた総額を確認してください。

会社によっては、営業資料の読み込みや訪問先リストの作成などの準備費用として、10万円以上の初期費用がかかる場合があります。準備期間に1か月分の費用を設定する会社もあります。

交通費を実費で請求する会社もあり、公式サイトで目安を公開している会社では、1日あたり1,500〜2,000円程度です。遠方への訪問では、交通費に加えて宿泊費などの出張費が発生する場合があります。

当社インプレックスアンドカンパニーは、稼働時間に応じた料金に交通費などを加える変動費型です。必要な稼働量に合わせて、訪問件数や対象エリアを調整できます。

関連記事:【2026年版】営業代行おすすめ比較15選|固定報酬型・成果報酬型をタイプ別に紹介

訪問営業代行会社14選

対面での訪問に対応する14社を、主な対応範囲、対面訪問の対応エリア、公開料金、提供形態で比較します。

サービス内容や料金は各社の公開情報をもとに記載しています。公開されていない項目は、依頼前に各社へ確認してください。

会社名 主な対応範囲 対面訪問の対応エリア 公開料金 提供形態
インプレックスアンドカンパニー株式会社 訪問先の選定、新規開拓、商談、クロージング 全国47都道府県 稼働時間に応じた変動費型など 営業代行・労働者派遣
株式会社セレブリックス 営業リストの作成、アポイント獲得、店舗・施設への訪問商談 全国対応(東京・仙台・大阪・福岡に拠点) 営業担当者1名あたり月額90万円 営業代行
株式会社Grand Central 商談準備、訪問商談、クロージング、契約書の回収 要問い合わせ(国内4拠点) 固定報酬型。0.5人月から 営業代行
株式会社ウィルオブ・ワーク 訪問営業、外回り営業 全国対応(50拠点以上) 要問い合わせ 営業代行
パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社 営業業務の設計・構築、訪問営業の実行 対面訪問は東京・大阪の拠点から対応できる範囲 要問い合わせ 営業代行
株式会社コンフィデンス 営業戦略の策定、テレアポ、訪問商談、クロージング 要問い合わせ 要問い合わせ 営業代行
StockSun株式会社 電話、メール、フォーム、手紙、飛び込み訪問による商談獲得 要問い合わせ 月額10万円から 営業代行
株式会社エージェント 個人宅、個店、法人への飛び込み訪問 全国対応(品川本社・全国13営業所) 要問い合わせ 営業代行
日本営業代行株式会社 飛び込み営業、新規開拓営業 全国47都道府県 1人日29,700円(税込)から 営業代行
株式会社ジャパンプ テレアポ、訪問商談、クロージング 関東エリア 1名あたり月額60万円から 営業代行
株式会社トップライン 訪問による新規契約、既存顧客のフォロー、解約抑止 要問い合わせ 要問い合わせ 営業代行
株式会社Alsis 顧客・販売代理店への訪問、提案、契約締結 群馬県を中心としたエリア 要問い合わせ 営業代行
株式会社canterista 訪問による新規顧客の開拓 要問い合わせ 要問い合わせ 営業代行
株式会社完全成果報酬 飛び込み訪問、アポイント獲得、訪問商談 要問い合わせ 1件15,000円(税別)から+管理費10% 営業代行

インプレックスアンドカンパニー株式会社

インプレックスアンドカンパニーは、訪問先の選定から新規開拓、商談、クロージングまで一貫して支援する営業代行会社です。法人・店舗のいずれを対象とする訪問営業にも対応しています。

累計600社、2,000件以上のプロジェクトを支援し、全国47都道府県に対応しています。労働者派遣事業許可番号(派13-305091)を取得しており、業務委託と労働者派遣の双方から依頼方法を選べます。

向いている企業 訪問による新規開拓を、戦略設計から実働まで一つの窓口で任せたい企業
特徴 飲食店向けには、店長やオーナーと接点を持ちやすいアイドルタイムに訪問するパッケージ「セールスアイドル」も提供

株式会社セレブリックス

セレブリックスは、オンライン営業に加えて、店舗や施設への訪問営業にも対応する営業代行会社です。店舗・施設向けのサービスでは、営業リストの作成からアポイント獲得、訪問商談まで支援しています。

累計約1,400社の支援実績があり、東京・仙台・大阪・福岡に営業拠点を構えています。営業担当者1名あたりの料金は、月額90万円が目安として公開されています。

向いている企業 飲食店、小売店、クリニックなど、店舗・施設への新規営業を任せたい企業
特徴 営業リストの作成からアポイント獲得、訪問商談まで一貫して対応

株式会社Grand Central

Grand Centralは、インサイドセールスからフィールドセールス、カスタマーサクセスまで、営業プロセスを幅広く支援しています。フィールドセールスでは、商談前の準備から商談、クロージング、契約書の回収まで対応します。

累計650社以上、1,200件以上のプロジェクトを支援しています(2026年7月時点)。国内4拠点を構え、固定報酬型で0.5人月から依頼できます。

向いている企業 商談やクロージングを担う営業人員を、月単位で確保したい企業
特徴 商談前の準備からクロージング、契約書の回収まで対応し、0.5人月から依頼可能

株式会社ウィルオブ・ワーク

ウィルオブ・ワークは、BtoB営業代行サービス「セイヤク」を通じて、訪問営業や外回り営業を支援しています。案件ごとに営業チームを構築し、訪問活動の実行まで任せられます。

全国50か所以上に拠点を構え、独自研修を受けた正社員をプロジェクトへ配置しています。料金と最低契約期間は公開されていないため、問い合わせが必要です。

向いている企業 地方を含む複数のエリアに、訪問営業のチームを配置したい企業
特徴 独自研修を受けた正社員をプロジェクトへ配置し、営業チーム単位で支援

パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社

パーソルビジネスプロセスデザインは、営業業務の設計・構築から、訪問営業の実行まで一貫して支援しています。営業人員の提供だけでなく、営業プロセスや組織体制の構築も支援範囲です。

実行支援は原則2名体制からです。対面訪問は東京・大阪の拠点から対応できる範囲を基本とし、オンライン営業では全国に対応しています。料金は公開されていないため、問い合わせが必要です。

向いている企業 首都圏・関西で訪問営業の人員を確保し、営業プロセスの設計から任せたい企業
特徴 営業業務の設計・構築と、訪問営業の実行を一つのサービスとして支援

株式会社コンフィデンス

コンフィデンスは、営業戦略の策定からテレアポ、訪問商談、クロージングまで一貫して支援する営業代行会社です。新規事業や新市場への参入に伴う営業活動にも対応しています。

1998年に営業代行事業を開始し、累計1,100社以上を支援しています。料金体系は公開されておらず、営業課題や必要な体制に応じた個別見積りです。

向いている企業 新規事業や新市場への参入にあたり、営業戦略の策定から訪問商談まで任せたい企業
特徴 戦略策定、テレアポ、訪問商談、クロージングを一貫して支援

StockSun株式会社

StockSunは、電話、メール、問い合わせフォーム、手紙、飛び込み訪問など、複数の営業手法を組み合わせて商談獲得を支援しています。非対面営業だけでなく、対面訪問も依頼できます。

料金は月額10万円からで、サービス全体の導入実績は700社以上です。最短5日で開始可能としていますが、訪問営業を含む場合の開始時期は個別に確認する必要があります。

向いている企業 電話やメールなどの非対面営業に、飛び込み訪問も組み合わせたい企業
特徴 複数の営業手法を組み合わせ、月額10万円から依頼可能

株式会社エージェント

エージェントは、個人宅、個店、法人への飛び込み営業に対応しています。訪問先や商材に応じて営業計画を作成し、全国規模で訪問活動を実施します。

品川本社と全国13営業所を構え、営業担当者を正社員として雇用・研修しています。複数の地域で訪問営業を展開できる体制を整えています。

向いている企業 複数の地域で、個人宅・店舗・法人への飛び込み営業を実施したい企業
特徴 全国13営業所を拠点に、正社員の営業担当者による訪問営業を実施

日本営業代行株式会社

日本営業代行は、全国各地の担当者による飛び込み営業や新規開拓営業を提供しています。各地域の担当者が訪問するため、遠方の拠点から人員を派遣する場合と比べて、出張費を抑えやすい体制です。

全国47都道府県に対応しています。飛び込み営業代行は1人日29,700円(税込)から、新規開拓営業代行は1人日35,200円(税込)からで、初期費用は不要です。1日単位でも依頼できます。

向いている企業 全国に点在する訪問先を、地域単位または1日単位で開拓したい企業
特徴 各地域の担当者が訪問し、1日単位から依頼可能

株式会社ジャパンプ

ジャパンプは、テレアポから訪問、商談、クロージングまで一貫して支援する営業代行会社です。営業プロセス全体だけでなく、必要な工程だけを切り出して依頼することもできます。

営業担当者は、1,000時間以上の実務研修を受けた自社社員です。訪問営業代行は、1名あたり月額60万円からと案内されています。主な対応エリアは関東です。

向いている企業 関東エリアで、アポイント獲得から訪問・クロージングまで任せたい企業
特徴 1,000時間以上の実務研修を受けた自社社員が担当し、特定の営業工程だけでも依頼可能

株式会社トップライン

トップラインは、個人宅・法人への訪問営業に対応しています。新規契約の獲得だけでなく、既存顧客のアフターフォローや解約抑止も支援範囲です。

自社で常設するコールセンターと訪問営業を組み合わせ、電話と対面の両方から顧客との接点をつくります。対応エリアと料金は公開されていないため、問い合わせが必要です。

向いている企業 新規顧客の開拓から既存顧客のフォローまで、電話と訪問を組み合わせて任せたい企業
特徴 自社コールセンターと訪問営業を組み合わせ、新規契約・フォロー・解約抑止まで対応

株式会社Alsis

Alsisは、営業戦略の立案から、顧客・販売代理店への訪問、提案、契約締結まで支援しています。営業活動後のデータ分析、改善提案、定期報告にも対応します。

群馬県を中心としたエリアで訪問営業を提供し、訪問頻度は毎週・隔週など、依頼内容に応じて調整できます。料金は公開されていないため、問い合わせが必要です。

向いている企業 群馬県周辺で、顧客や販売代理店への定期訪問を任せたい企業
特徴 訪問頻度を調整でき、営業戦略の立案から実行後の分析・改善まで支援

株式会社canterista

canteristaは、業種を限定せず、訪問による新規顧客の開拓を支援しています。依頼企業の要望をヒアリングしたうえで、訪問先や活動内容を含む営業計画を作成します。

公式サイトでは、1日200〜400件程度の訪問に対応すると案内しています。ただし、担当者1人あたりか、チーム・案件全体の件数かは確認が必要です。対応エリアと料金は公開されていません。

向いている企業 訪問件数を確保し、新規顧客との接点を増やしたい企業
特徴 依頼内容に応じて訪問計画を作成し、まとまった件数の訪問営業に対応

株式会社完全成果報酬

完全成果報酬は、飛び込み訪問やアポイント獲得、訪問商談を成果報酬型で支援する営業代行会社です。契約するサービスによって、訪問またはアポイントが成果として扱われます。

料金は1件15,000円(税別)からで、別途10%のプロジェクト管理費がかかります。担当者には、飛び込み営業を含む一定の営業実務経験を条件としています。

向いている企業 月額固定費を抑え、訪問やアポイントの件数に応じて費用を支払いたい企業
特徴 訪問またはアポイントを成果地点とする成果報酬型で、1件15,000円(税別)から依頼可能

訪問営業代行会社の選び方|確認すべき4つの基準

訪問営業代行会社を選ぶ際は、対応エリアや料金だけでなく、任せられる業務、担当者の管理体制、提供形態も確認する必要があります。

比較表で候補を絞ったうえで、公開情報だけでは分からない提案内容や運用体制を、問い合わせや初回商談で確認してください。

基準1:対面訪問できるエリアと体制

「全国対応」と記載されていても、すべての地域へ同じ条件で対面訪問できるとは限りません。地域によってはオンライン対応のみとなったり、交通費や出張費が追加されたりする場合があります。

比較表の「対面訪問の対応エリア」を確認したうえで、開拓したい地域に誰が訪問するのか、追加費用はいくらかかるのかを確認してください。自社拠点から担当者を派遣する会社と、各地域の担当者や協力会社が訪問する会社では、稼働体制も異なります。

基準2:任せられる業務範囲と提案内容

訪問営業代行会社によって、任せられる業務は異なります。資料配布や初回訪問までを担う会社もあれば、訪問先の選定、商談、提案、クロージングまで対応する会社もあります。

比較表の「主な対応範囲」を確認し、自社が任せたい工程を含んでいるかを確かめてください。商談や提案まで任せる場合は、初回相談で自社の商材、競合、過去の失注理由を伝え、どのような訪問先や進め方を提案するかも確認します。

取引先を広げるうえで、提案力・企画力が重要な要素になることは、公的な調査からも読み取れます。2020年版中小企業白書では、販売先数が増えた企業と減った企業を比較したところ、「提案力・企画力」に大きな差が見られました。

当社でも、訪問を始める前に商材や訪問先の条件を整理し、優先する対象と訪問する順番を決めています。

基準3:実際に稼働する人とマネジメント体制

提案を担当した人と、実際に訪問する人が異なることは珍しくありません。管理体制が不明確なまま依頼すると、訪問の質に問題が生じた際に、原因の特定や改善に時間がかかります。

担当者の雇用形態だけで判断せず、現場を統括する責任者、訪問担当者への指示系統、研修方法、報告・改善の頻度を確認してください。外部スタッフや再委託先が稼働する場合は、誰が教育・評価・改善を担うのかも確認します。

基準4:業務委託と労働者派遣のどちらが自社に合うか

営業活動の進め方ごと任せたい場合は営業代行、自社から営業担当者へ直接指示したい場合は労働者派遣が選択肢になります。

契約形態を取り違えると、訪問先や訪問順について、想定していた方法で指示を出せない可能性があります。比較表の「提供形態」を確認したうえで、日々の指示を誰が出すのか、成果や稼働時間をどのように管理するのかを契約前にすり合わせてください。

参考記事:中小企業庁|2020年版 中小企業白書 第2部第3章第3節 取引関係と中小企業

訪問営業代行が向いているケースと慎重に検討したいケース

訪問営業代行は、電話やメールだけでは会いにくい相手を開拓したい場合や、訪問人員を短期間で確保したい場合に向いています。

一方、訪問先や営業方針が定まっていない場合は、そのまま委託しても費用に見合う成果を得られない可能性があります。

向いているケース 慎重に検討したいケース
電話やメールでは、決裁者や店舗責任者に会いにくい 訪問先が少なく、商材理解にも長期間を要する
訪問人員の採用・育成・固定費が負担になっている 顧客との関係や営業ノウハウを自社に蓄積したい
新しい地域や商材で、短期間に顧客との接点を増やしたい 営業方針やターゲットが定まっていない

慎重に検討したいケースでも、委託範囲を調整すれば利用できる場合があります。

訪問先が少なく、商材理解に時間がかかる場合は、研修や営業同行から始め、段階的に委託範囲を広げます。顧客との関係を自社に残したい場合は、接点づくりまでを外部へ任せ、商談以降を自社で担当する方法があります。

営業方針やターゲットが定まっていない場合は、訪問件数を増やす前に、対象企業や店舗の条件を整理するところから相談してください。

関連記事:新規開拓営業の方法とは|3種類の手法と成果を出す進め方5ステップ

訪問営業での新規開拓を成果につなげるならインプレックスアンドカンパニー

訪問営業代行を選ぶ際は、料金だけでなく、対面訪問できるエリア、任せられる営業工程、担当者の管理体制、契約形態を確認することが重要です。

インプレックスアンドカンパニーは、訪問先の選定から新規開拓、商談、クロージングまで一貫して支援しています。累計600社、2,000件以上のプロジェクトを支援し、全国47都道府県に対応しています。

業務委託と労働者派遣の双方に対応しているため、営業活動の進め方ごと任せたい場合も、自社から営業担当者へ直接指示したい場合も、目的に応じた体制を設計できます。

訪問営業では、担当者の反応や現場の状況、断られた理由など、電話やメールだけでは得にくい情報も集められます。当社は訪問件数だけを追うのではなく、現場で得た情報を次の訪問先の選定や提案内容の改善に活用します。

飲食店向けには、店長やオーナーと接点を持ちやすいアイドルタイムに訪問するパッケージ「セールスアイドル」も提供しています。飲食店以外の業種についても、訪問先や目的に応じて支援内容を設計します。

対象範囲や進め方は、現在の営業体制や開拓したい顧客を伺ったうえでご提案します。訪問営業の外部委託を検討している方は、無料相談または資料ダウンロードをご利用ください。

関連記事:飲食店への営業代行おすすめ7選|開拓が難しい理由と失敗しない選び方

訪問営業代行でよくある質問

訪問営業代行の依頼から稼働開始までどのくらいかかりますか

公開されている例では、最短5日から2週間程度で開始できる会社があります。

ただし、実際の開始時期は、訪問する地域、必要な人数、訪問先リストの有無、商材研修にかかる時間によって異なります。希望する開始日がある場合は、見積りの段階で準備内容とスケジュールを確認してください。

訪問営業のアウトソーシングと営業派遣はどちらを選ぶべきですか

営業活動の進め方ごと任せたい場合は営業代行、自社から営業担当者へ直接指示したい場合は営業派遣が向いています。

営業代行では、受託した会社が担当者へ指示を出します。営業派遣では、依頼企業が訪問先や訪問順などを担当者へ直接指示できます。営業派遣を利用する場合は、労働者派遣事業の許可を取得した会社を選ぶ必要があります。

業務委託と労働者派遣の双方に対応する会社であれば、目的に合った提供形態を相談できます。ただし、途中で形態を変更する場合は、契約の変更や再締結が必要になることがあります。

東京・大阪以外の地方エリアも対応できますか

地方エリアへの対面訪問に対応する会社もあります。

インプレックスアンドカンパニーは、全国47都道府県での訪問営業を支援しています。このほか、各地に担当者を配置している会社や、全国に営業拠点を持つ会社もあります。

一方、対面訪問は東京・大阪の拠点周辺に限定し、その他の地域ではオンラインで対応する会社もあります。「全国対応」という表記だけで判断せず、開拓したい地域へ実際に訪問できるか、交通費や出張費が別途かかるかを確認してください。

飲食店など店舗への訪問営業も任せられますか

飲食店、小売店、クリニックなど、店舗への訪問営業も依頼できます。

店舗営業では、店長や責任者が接客中で、訪問しても話を聞いてもらえないことがあります。そのため、訪問する時間帯や、事前にアポイントを取得するかどうかを営業代行会社とすり合わせることが重要です。

インプレックスアンドカンパニーでは、店長やオーナーと接点を持ちやすいアイドルタイムに訪問するパッケージ「セールスアイドル」を提供しています。飲食店以外の業種についても、訪問先や目的に応じて支援内容を設計できます。