営業派遣のおすすめ会社11選|営業代行との違いと会社選びで確認する項目を解説

営業派遣を活用すると、正社員を採用・育成する負担を抑えながら、必要な営業力を必要な期間だけ補えます。営業派遣とは、派遣会社が雇用する営業人材を自社の指揮命令下で受け入れる形態です。営業活動の実施ごと外部に任せる営業代行とは、責任の所在が異なります。会社ごとに得意な営業の形や対応エリアが異なるため、選び方も成果を左右します。

本記事では、営業職の派遣に対応するおすすめ会社と、店頭営業や店舗巡回に強い会社を、タイプ別に11社紹介します。あわせて、営業派遣と営業代行の違いと、会社選びで確認したい項目を解説しています。

営業派遣と営業代行は指揮命令と業務管理の主体が異なる

営業派遣と営業代行は、人材の雇用先と指揮命令・業務管理の主体が異なります。営業派遣は、派遣会社が雇用する人材を受け入れ、日々の指示を自社が出す形態です。営業代行は、業務委託にもとづき、代行会社が自社に代わって営業活動を担います。両者の違いは下記のとおりです。

比較項目 営業派遣 営業代行
契約の根拠 労働者派遣契約 業務委託契約
人材の雇用先 派遣会社 代行会社
日々の指示を出す主体 受け入れる自社 代行会社
営業活動の実施・管理 派遣先である自社が業務を指示・管理する 代行会社が営業活動の実施・管理を担う。売上や受注の保証は契約による
費用の考え方 稼働時間や人月に応じた費用 固定報酬・成果報酬・両者の組み合わせなど
向いている場面 自社で営業方針や管理体制を用意し、人材を補いたい場合 営業活動の実施・管理を外部に委託したい場合

この違いにより、指示の出し方も費用の考え方も変わります。自社主導で営業を運用しながら人材を補いたい場合は営業派遣、営業活動の実施・管理を外部に委託したい場合は営業代行が向きます。

関連記事:新規開拓営業の方法とは|3種類の手法と成果を出す進め方5ステップ

営業派遣の会社選びで確認する4つの項目

営業派遣の会社は、委託する業務と自社の体制に合うかどうかで選びます。会社を見比べるときは、次の4項目を確認するとよいでしょう。

  • 委託する営業業務が対面か非対面か
  • 契約単位と最低契約期間
  • 派遣前の育成や研修の仕組み
  • 対応エリアと登録人材の規模

確認しておくべきは、委託する営業業務が対面か非対面かです。インサイドセールスのような非対面の業務に強い会社もあれば、訪問や店頭など対面の営業に強い会社もあります。飲食店のように営業時間中は電話に出にくく、店主が現場に立つ業態では、空き時間に合わせて訪問できるかが商談化を左右します。委託する営業業務の形に合う会社を選ぶことが、成果につながります。

営業派遣を依頼してから営業人材が稼働するまでの流れは、下記の図のとおりです。

関連記事:営業リスト管理とは?属人化と取りこぼしを防ぐ項目・方法・ツールを徹底解説

営業職の派遣に対応するおすすめ会社11選

営業職の派遣に対応するおすすめの会社を11社紹介します。インサイドセールス、法人営業、店頭営業、ラウンダーなど、営業・販売系人材を労働者派遣で受け入れられる会社を選びました。なお、店頭販売・既存店舗の巡回と、飲食店への新規開拓は別の業務です。飲食店の新規開拓を依頼する場合は、その業務を派遣契約で提供できるかを個別に確認してください。

会社名 特徴 向いている企業
インプレックスアンドカンパニー株式会社 戦略立案から実行まで一気通貫の営業支援 立ち上げから内製化まで一社の支援を受けたい中小企業
株式会社リージェンシー インサイドセールス人材の派遣を主力とする インサイドセールスを短期・小規模から受け入れたい企業
株式会社ウィルオブ・ワーク 営業部門に特化した全国規模の派遣 全国で営業要員を確保したい企業
パーソルマーケティング株式会社 大手の営業職派遣と販売・店舗支援 大手の派遣網で体制を整えたい企業
株式会社Prelude 営業代行と営業職派遣の両方に対応 必要な分だけ営業職を補いたい企業
株式会社エムエム総研 インサイドセールス人材派遣を育成つきで提供 早期戦力化を重視する企業
株式会社フィールドマーケティングシステムズ ラウンダーと営業人材の派遣・紹介 全国の既存取引先を巡回・フォローしたい企業
株式会社mitoriz 消費財メーカー向けのラウンダー派遣 店頭の巡回や売場づくりを担う人材を補いたい企業
ビーモーション株式会社 店頭営業・ラウンダーの派遣 小売店舗に営業・販売人材を出したい企業
株式会社バックスグループ 店頭販売・ラウンダーの派遣 全国規模で店頭・巡回の人材を確保したい企業
インパクトフィールド株式会社 店舗巡回・推奨販売の派遣 店舗を訪問して販売を担う人材を補いたい企業

1. インプレックスアンドカンパニー株式会社

当社は、営業戦略の立案から実行、仕組み化までを一括で引き受ける伴走型の支援会社です。営業人材の派遣にも対応しています。飲食店など業態特性の強い業種では、店舗の空き時間に合わせて営業経験者を派遣するセールスアイドルを提供します。

  • 特徴:戦略から実行・仕組み化まで一気通貫。営業を変動費化し社内にノウハウを残す
  • 実績:支援600社以上・2,000件超、最短2週間でチーム組成
  • 向いている企業:立ち上げから内製化まで一社の支援を受けたい中小企業

初回商談で顧客の事業を深く理解し、課題仮説にもとづいて戦略を設計します。専任ディレクターを中心としたチームを最短2週間で組成し、実行とレポートで改善施策を運用します。営業の本質は人と人のコミュニケーションにあると考え、AIは可視化や効率化の道具として活用しています。

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2. 株式会社リージェンシー

株式会社リージェンシーは、インサイドセールス人材の派遣を主力とする会社です。

  • 特徴:リード獲得から商談化までを担うインサイドセールス人材を派遣する
  • 実績:全国11拠点、紹介予定派遣に対応、費用の目安を公開
  • 向いている企業:インサイドセールスを短期・小規模から受け入れたい企業

1名20万円程度から、最低1か月単位で受け入れられ、費用の目安が公開されています。将来の直接雇用を見すえた紹介予定派遣にも対応するため、小さく始めて内製化につなげたい企業に向いています。

3. 株式会社ウィルオブ・ワーク

株式会社ウィルオブ・ワークは、営業支援ブランド「セイヤク」で営業部門に特化した人材派遣を手がける会社です。

  • 特徴:インサイドセールスから訪問営業まで、営業職に特化して人を出す
  • 実績:全国50以上の拠点、登録スタッフ約97万人、取引2,800社超
  • 向いている企業:全国規模で営業要員を確保したい企業

研修を受けた担当を配置し、品質のばらつきを抑えます。拠点網が広いため、地域をまたいで営業体制を整えたい企業にも対応できます。

4. パーソルマーケティング株式会社

パーソルマーケティング株式会社は、営業人材の派遣と販売・店舗支援を手がける大手です。

  • 特徴:BtoB営業やインサイドセールス、ルート営業まで幅広い営業職を派遣する
  • 実績:全国に対応、営業支援から販売支援・販促企画まで一貫
  • 向いている企業:大手の派遣網で全国規模の営業体制を確保したい企業

営業支援から販売支援、販促企画まで一貫して手がけます。多様な営業職に対応できるため、必要な人材像が固まっている大手企業に向いています。

5. 株式会社Prelude

株式会社Preludeは、営業代行とあわせて営業職の労働者派遣に対応する会社です。

  • 特徴:営業代行を軸に、アウトソーシングの一形態として営業職を派遣する
  • 実績:東京を拠点に少人数体制で対応
  • 向いている企業:必要な分だけ営業職を派遣で補いたい企業

営業代行と派遣の両方を選べるため、委託する業務の範囲に応じて依頼形態を調整できます。少人数から営業力を補いたい企業に向いています。

6. 株式会社エムエム総研

株式会社エムエム総研は、インサイドセールスの人材派遣を育成つきで提供する会社です。

  • 特徴:労働者派遣契約と準委任契約を選べ、独自カリキュラムで育成する
  • 実績:最低契約3か月・1名から、首都圏を中心に対応
  • 向いている企業:インサイドセールスの早期戦力化を重視する企業

独自のカリキュラムと実務トレーニングで、受け入れた人材を早期に立ち上げます。育成の仕組みを重視して人材を受け入れたい企業に向いています。

7. 株式会社フィールドマーケティングシステムズ

株式会社フィールドマーケティングシステムズは、店舗を巡回するラウンダーと営業人材を派遣・紹介する会社です。

  • 特徴:量販店や医療施設などの店舗を巡回し、売場づくりや営業を担う
  • 実績:登録スタッフ約6,000名、全国47都道府県で活動
  • 向いている企業:全国の既存取引先を巡回・フォローしたい企業

既存取引先への定期訪問やパンフレット補充など、店舗・施設の巡回要員として活用できます。全国に活動範囲が広がっているため、広域で店舗に人を出したい企業に向いています。

8. 株式会社mitoriz

株式会社mitorizは、消費財メーカー向けのラウンダー派遣を中心に手がける会社です。

  • 特徴:店頭を巡回し、売場づくりや販促、店舗巡回の営業を担う
  • 実績:消費財メーカーに特化した店舗巡回の実績、全国に対応
  • 向いている企業:店頭の巡回や売場づくりを担う人材を補いたい企業

飲食店向けには、フードデリバリーなどの加盟店開拓を営業代行として展開した実績もあります。店舗チャネルへ幅広く人を出したい企業に向いています。

9. ビーモーション株式会社

ビーモーション株式会社は、店頭営業やラウンダーとして店舗に人を出す会社です。

  • 特徴:店頭営業・ラウンダー・法人営業で営業人材を派遣する
  • 実績:家電量販店やドラッグストアなどの小売店舗に対応、全国規模
  • 向いている企業:小売店舗に営業・販売人材を出したい企業

家電量販店やドラッグストアなどの小売店舗を中心に、店頭での販売や巡回を担います。店舗の現場へ継続して人を出したい企業に向いています。

10. 株式会社バックスグループ

株式会社バックスグループは、博報堂グループで店頭販売やラウンダーの人材を派遣するフィールドマーケティングの会社です。

  • 特徴:店頭販売支援とラウンダー巡回で店舗に人を出す
  • 実績:全国規模の拠点網、メーカーや通信などの店頭支援実績
  • 向いている企業:全国規模で店頭・巡回の営業人材を確保したい企業

売場での販売支援や巡回を通じて、店頭チャネルの実働を担います。全国で店頭の人材を安定して確保したい企業に向いています。

11. インパクトフィールド株式会社

インパクトフィールド株式会社は、店舗を定期訪問するラウンダーを中心に人材を派遣する会社です。

  • 特徴:店舗巡回・推奨販売・売場づくりまで担う
  • 実績:ドラッグストアやスーパー、量販店など小売の店舗に対応
  • 向いている企業:店舗を訪問して販売・巡回を担う人材を補いたい企業

1名から全国の店舗に対応し、定期訪問での売場づくりや商品案内を担います。店舗の現場業務を担う人材を確保したい企業に向いています。

飲食店の開拓にセールスアイドルがおすすめな理由

飲食店の顧客開拓には、当社のセールスアイドルが向いています。理由は次の3つです。

  • 飲食店のアイドルタイムにアプローチができる
  • ピンポイントでの営業人材の派遣が可能
  • 飲食店に実際に訪問をして営業を行うことが可能

セールスアイドルは、飲食店など業態特性の強い業種を対象とした営業支援です。店舗の手が空くアイドルタイムに、営業経験者をスポットで派遣します。

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飲食店のアイドルタイムにアプローチができる

飲食店は、ランチとディナーの間にあるアイドルタイムに手が空きます。多くの店ではおおむね14時から17時頃です。営業時間中は電話に出にくいため、この空き時間に接点を作れるかどうかが、商談の入り口を分けます。

セールスアイドルは、このアイドルタイムに絞って営業を支援します。店側が対応しやすい時間に合わせて接点を作れる点が強みです。

ピンポイントでの営業人材の派遣が可能

セールスアイドルは、必要な時間帯に合わせて、経験のある営業人材をピンポイントで派遣します。飲食店の開拓では、限られた接点で要点を伝えられる経験値が成果を左右します。当社の調査では、接客品質に影響する要素として「経験年数による接客レベルの差」が46.6%で最も多く挙がりました(複数回答)。経験のある人材を必要な分だけ投下できるため、常時の人員を抱えずに開拓力を補えます。

※当社調べ。来店型店舗の営業・販売業務に従事する方への調査(調査期間:2026年2月9日から2月10日/調査方法:PRIZMAによるインターネット調査/有効回答:1,008名)

飲食店に実際に訪問をして営業を行うことが可能

セールスアイドルは、飲食店に実際に足を運んで対面で営業します。店主が仕込みや接客で現場に立つ飲食店では、短時間でも訪問して要点を伝えられるかが決め手になります。店主がオンラインでの商談に慣れていないことも多く、電話やオンラインだけでは伝わりにくいためです。訪問まで対応できる支援は限られるため、飲食店開拓の実働を委託したい企業に向いています。

関連記事:アポの取り方とは|獲得を増やす5ステップとチャネル別のコツ・注意点

営業派遣と営業代行では指揮命令できる範囲が異なる

営業派遣を受け入れるときは、指揮命令の線引きに注意しましょう。労働者派遣では、派遣先である自社が業務の指示を行うことが制度の前提です。目標を示す場合も派遣契約で定めた業務の範囲内で行い、雇用管理や処遇は派遣元が担います。

偽装請負が問題になるのは、営業代行などの業務委託契約でありながら、発注企業が委託先のスタッフへ直接指揮命令する場合です。営業派遣では、派遣契約で定めた業務の範囲内で派遣先が指示します。一方、業務委託では委託先が自らスタッフを管理し、契約名ではなく実際の指揮命令関係などを踏まえて判断されます。

労働者派遣事業の許可を得ているかを確認する

営業派遣は、労働者派遣事業の許可を受けた会社が提供するサービスです。許可番号を公式サイトに載せている会社もあれば、記載のない会社もあります。記載が見当たらない場合は、問い合わせの際に許可の有無を確認するとよいでしょう。

営業派遣を成果につなげる会社選び

営業派遣は、自社で営業方針と管理体制を持ちながら、必要な人材を補える手段です。営業代行との違いを踏まえ、必要な営業人材の役割に合う会社を選ぶことが成果につながります。指示や管理の負担が自社に残る点も、見込んでおくとよいでしょう。

当社は、営業戦略の立案から実行、仕組み化までを一気通貫で支援します。飲食店など業態特性の強い業種の開拓には、セールスアイドルが向いています。店舗のアイドルタイムに営業経験者を派遣し、訪問まで含めた実働に伴走します。

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営業派遣のおすすめ会社選びでよくある質問

営業派遣と営業代行はどちらを選べばよいか

自社で方針を定め、派遣人材へ業務指示を出しながら営業体制を運用したい場合は、営業派遣が向きます。営業活動の実施・管理を外部に委託したい場合は、営業代行が選択肢です。なお、売上や受注が保証されるかは契約内容によります。

営業派遣で受け入れた人材に営業目標を示してよいか

派遣契約で定めた業務の範囲内で、業務上の目標を示すことは可能です。ただし、具体的な指示の範囲や評価・処遇の扱いは契約内容と派遣元の雇用管理に関わるため、事前に派遣会社へ確認しましょう。

営業派遣の費用はどのように決まるか

営業派遣の費用は、稼働時間や人月の単価に応じて決まります。派遣では、営業戦略やリストの準備、日々の管理などの負担が自社に残ります。単価だけでなく、社内で用意する体制も含めて比較することが欠かせません。

営業派遣の会社選びで労働者派遣事業の許可番号は確認すべきか

確認するとよいでしょう。労働者派遣は許可を受けた会社が提供するサービスです。公式サイトへの記載の有無は会社によって異なります。記載がない場合は、問い合わせの際に許可の有無を確認することをおすすめします。

飲食店の開拓は営業派遣で任せられるか

営業派遣で対応できますが、飲食店への新規開拓を派遣契約で提供できる会社は限られます。飲食店は営業時間中に電話へ出にくく、店主が現場に立ちます。空き時間に合わせて訪問できるかを見極めることが重要です。当社のセールスアイドルは、アイドルタイムの訪問まで対応します。