単発・短期で依頼できる営業代行会社10選|期間・最小ロット・料金を比較

営業代行は、訪問1日、展示会1開催、架電数などの単位で、単発・短期でも依頼できます。

本記事では、対応会社10社の契約期間・最小ロット・料金と、発注前の確認事項を紹介します。

営業代行は単発・短期でも依頼できる

営業代行は、訪問1人日、展示会1開催、架電300件など、日数や件数を区切って依頼できます。ただし、発注単位が小さくても、準備や成果が出るまでを含めて1か月以内に完了するとは限りません。契約前に、最低発注単位、稼働開始日、終了条件、最低総額を確認する必要があります。

本記事では、訪問や商談、架電、フォーム送信、手紙DMなどを、日数・件数・月単位で依頼できる営業代行サービスを紹介します。

関連記事:BtoB営業代行のおすすめ会社12選|種類別の選び方を解説

営業代行で単発・短期の契約が少ない理由

営業代行で単発・短期の契約が少ないのは、営業活動全体を任せる場合に準備と検証の期間がかかるためです。営業を始める前には、次の準備が発生します。

  • 商材と顧客の理解
  • ターゲットの設定
  • 営業リストの準備
  • トークスクリプトの作成
  • 担当者の教育

営業活動全体を任せる場合は、商材理解やリスト・トークの準備、担当者の教育に時間がかかるため、最低契約期間を設ける会社があります。

1か月程度の短期間で確認しやすいのは、架電数やコンタクト数、アポイント獲得数などの先行指標です。受注や売上まで評価できるかは、商材の検討期間や営業プロセスによって変わります。当社は、契約期間内に測る指標を発注前に決める必要があると考えています。

関連記事:インサイドセールスの費用対効果とは?測り方・コスト相場・高める方法を解説

参考記事:令和7年度能力開発基本調査 調査結果の概要|厚生労働省

単発・短期で依頼しやすい営業業務と料金体系

単発・短期で依頼しやすいのは、テレアポや展示会営業のように、件数や日数で発注範囲を区切れる業務です。業務ごとの発注単位と料金体系の傾向は、下記の表のとおりです。

依頼業務 発注単位の例 期間の目安 主な料金体系 短期利用時の注意点
テレアポ 300件、1,000件など 数日から1か月 コール課金・成果報酬 初期費用と最低ロット
フォーム・手紙営業 1通、1,000件など 数日から 送信単価・基本料金 営業代行というより送信作業に近い場合がある
展示会営業 1日・1開催 1日から3日 日額・人数単価 事前研修、交通費、宿泊費
訪問・ラウンダー 1人日・訪問件数 1日から 日額・訪問単価 移動費と対応エリア
インサイドセールス 月単位 1か月から3か月以上 月額固定 準備期間を含むか確認
営業チームの構築 プロジェクト単位 3か月以上 月額固定・人月 単発で成果判断しにくい

表は業務ごとの一般的な傾向です。

日・開催単位で依頼できる会社2社

日・開催単位で依頼できる営業代行会社は、訪問や展示会など、現場に人が立つ業務が中心です。

会社名 対象業務 最低契約期間 最小発注単位 最低発注時の費用の目安 稼働開始目安
日本営業代行株式会社 新規開拓、ルートセールス、ラウンダー、飛び込み、展示会、リモート 1日から 1人日 29,700円(税込)からと交通費実費 人選完了まで約10日
株式会社セカツク 展示会での名刺獲得と商談設定 公式に記載なし 展示会3日間1セット、1日最低2名 400,000円と交通費の実費。地方出張は宿泊費も実費 展示会の2週間前までに申込

各社の情報は2026年9月時点の各社公式サイトの記載にもとづきます。

表の「公式に記載なし」は、その条件がないという意味ではなく、公開情報から確認できない項目です。稼働を開始できる日は展示会の日程や人選の期間に左右されるため、会社ごとに確認が必要です。

日本営業代行株式会社

日本営業代行株式会社は、法人営業を対象に、1日単位で依頼できる営業代行会社です。

  • 特徴:管理職経験のある営業エージェントが担当
  • 実績:100業種以上・200社以上の支援実績を公開
  • 向いている企業:訪問や展示会の人手を1日から試したい企業

同社には、新規開拓から顧客フォローまでを依頼できます。料金は1人日29,700円(税込)からで、新規開拓は35,200円、ルートセールスは33,000円からです。いずれも基本の設定で、実際の料金は依頼内容を確認したうえで打ち合わせで決まります。

交通費は実費で、目安は1日1,500円から2,000円です。費用は活動開始前に全額を支払う方式です。

株式会社セカツク

株式会社セカツクは、法人向けサービスの提供事業者に特化した営業支援会社で、展示会営業代行を提供しています。

  • 特徴:会場での名刺獲得から会期後のフォローまで担当
  • 実績:累計350社超のBtoB営業支援実績を公開
  • 向いている企業:展示会で新規顧客との接点を増やしたい企業

会場で同社が担うのは名刺獲得と1次商談の設定までで、商談そのものは発注側の企業が担当します。人数は1日2名以上が条件です。

営業担当の活動費は1名1日あたり50,000円、ブース代行の初期費用は1回100,000円です。2名3日間の最小構成では、合計400,000円になります。デモ対応は1名15,000円、会期後のフォローアップコールは別料金で、料金に税込・税抜の表記はありません。

1〜3か月の契約・短期相談に対応する会社4社

ここでは、1〜3か月で契約できる会社と、短期間の依頼を個別相談できる会社を紹介します。

会社名 対象業務 最低契約期間 最小発注単位 最低発注時の費用の目安 稼働開始目安
インプレックスアンドカンパニー株式会社 新規開拓から営業マネジメント 最低3か月 公式に記載なし 3,500円/時間から 最短5日
スマートキャンプ株式会社 スポットテレマーケティング代行 1か月以内のスポット利用が可能 小ロットから 月300,000円(税抜)から 契約から最短1週間
株式会社ディグロス 成果報酬型テレアポ代行 1か月から。初回契約は2か月から アポイント10件 100,000円から 公式に記載なし
株式会社soraプロジェクト インサイドセールス代行 短期間の依頼は要相談 月額プラン 月額650,000円(税抜)から。短期は要相談 通常10営業日

各社の情報は2026年9月時点の各社公式サイトの記載にもとづきます。

初回契約の条件は会社ごとに異なるため、更新の単位もあわせて確認しておくとよいでしょう。

インプレックスアンドカンパニー株式会社

当社は、営業代行サービスのセールスオンを提供しています。

  • 特徴:稼働を時間単位で切り出せる時間特化型
  • 実績:営業支援17年、支援企業600社以上
  • 向いている企業:最低3か月から営業体制を小さく立ち上げたい企業

業務範囲は3プランに分かれます。ライトは店舗巡回や販促活動、スタンダードは新規開拓や商談設定、マネジメントはKPI管理やメンバー育成が中心です。最低契約期間は3か月で、1日単位や1件単位の発注には対応していません。

全国47都道府県に対応しています。想定単価はライトプランの3,500円/時間からで、確定したものではありません。最小発注単位、初期費用、交通費、税区分は、公式サイトに掲載していません。

セールスオンの詳細は下記ページよりご確認ください。

セールスオンの詳細を見る

スマートキャンプ株式会社

スマートキャンプ株式会社は、営業代行サービス「BALES」を運営する会社です。

  • 特徴:短期集中・小ロットの架電に対応
  • 実績:2026年6月時点で250社・350プロジェクト以上
  • 向いている企業:新サービスの反応を短期間で確かめたい企業

同社は2026年7月に、スポットテレマーケティング代行の提供を始めました。リストと要件定義を共有すれば、トークスクリプトの作成やオペレーターの教育は同社が担います。

初期費用は0円で、料金は500コールで月300,000円(税抜)からです。コール課金型のためアポイント獲得数の保証はなく、不在や不通も課金の対象になります。

株式会社ディグロス

株式会社ディグロスは、アポイント獲得に特化した成果報酬型のテレアポ代行「アポプロ」を提供しています。

  • 特徴:ターゲットを事前に調べ、コール先に合わせたトークで架電
  • 実績:2009年設立、2024年8月に取引実績2,000社を突破
  • 向いている企業:アポイント獲得だけを成果報酬で任せたい企業

初回契約の2か月を過ぎると、以降は1か月単位で更新が可能です。単価は新規アプローチで1件10,000円から35,000円です。

初期費用や月額固定費はかからず、レポートを付ける場合は1回30,000円からの別料金となります。最低発注時の費用は、単価の下限10,000円に最低件数10件を掛けた100,000円です。同社がリストを用意する場合の作成費用は含みません。

株式会社soraプロジェクト

株式会社soraプロジェクトは、インサイドセールス代行を提供する会社です。

  • 特徴:1,000万社以上の独自の法人データベースを活用
  • 実績:2007年設立、6,350件の運用実績を公開
  • 向いている企業:リストはあるが、アプローチする時間が足りない企業

同社は短期間の依頼にも個別相談で対応しています。定額プランは月額650,000円(税抜)からで、初期費用とスクリプト作成費用を含みます。

ただし、短期間の依頼は個別相談とされており、1か月だけ依頼する場合の料金は問い合わせで確認が必要です。稼働開始までの日数は、案件により短縮できる場合があります。最低コール数は、公式サイトに記載がありません。

件数・小ロットで依頼できる会社4社

件数・小ロットで依頼できる営業代行会社は、送信数やコール数、商談数などの件数で発注できます。

会社名 対象業務 最低契約期間 最小発注単位 最低発注時の費用の目安 稼働開始目安
エコノス株式会社 問い合わせフォームの送信代行 最低利用期間なし 送信1,000件 最大55,000円(税別) 最短3営業日
株式会社ambient テレアポ代行 縛りなし リスト300件 75,000円から。初期費用は0円から 通常1週間から2週間
株式会社letable 決裁者宛ての手紙DM代行 契約期間なし 1通 50,400円 最短4営業日
株式会社アイランド・ブレイン アポイント獲得代行 公式に記載なし 商談1件 20,000円(税別) 最短2週間

各社の情報は2026年9月時点の各社公式サイトの記載にもとづきます。

単位の数え方は会社ごとに異なり、送信件数・リスト件数・商談件数を同じ1件として比べることはできません。単価のほかに基本料金や初期費用がかかる場合があります。成果報酬型の商談獲得のように、獲得までの期間が確定していないサービスもあります。

エコノス株式会社

エコノス株式会社は、問い合わせフォームから営業文を届けるフォーム営業代行「コンタクトDM」を提供しています。

  • 特徴:営業お断りの記載を目視で確認し、手入力で送信
  • 実績:1995年設立、送り先データベースは100万件
  • 向いている企業:新しい開拓手法を少ない件数で試したい企業

利用は1,000件からで、送信単価は初回が1件25円(税別)、2回目以降は30円です。発注ごとに基本料金30,000円(税別)がかかり、5,000通以上では基本料金が0円になります。

費用は送信に成功した分だけ発生するため、1,000件では最大55,000円(税別)です。

株式会社ambient

株式会社ambientは、法人向けのテレアポ代行を提供する会社です。

  • 特徴:アポイントに至らなかった見込み顧客の反応まで報告
  • 実績:年間300社以上の契約実績を公開
  • 向いている企業:テレアポの効果をまずテストしたい企業

料金は1件(2コール)250円からで、最低ロットの300件では75,000円からになります。250円からの価格は毎月5社限定の条件つきで、単価は依頼量によって変動します。

初期費用は「0円から」と表記されており、税込・税抜の表記はありません。

株式会社letable

株式会社letableは、決裁者宛ての手紙営業を代行するサービス「letable」を運営しています。

  • 特徴:契約期間も回数の縛りもなく、1回ごと・1通から発注可能
  • 実績:フォローコールなしで手紙を送付した場合の平均商談化率は1.3%程度と公表
  • 向いている企業:決裁者への手紙施策を初めて試す企業

料金は手紙の作成と送付が1通400円で、発注ごとに基本料金50,000円がかかるため、1通なら50,400円です。税込・税抜の表記はありません。

リストと文面が確定した日の翌営業日から最短4営業日後に送付でき、支払いは送付日の月末締め・翌月末払いです。リストや文面の作成、送付後のフォローコールは別料金のオプションです。

株式会社アイランド・ブレイン

株式会社アイランド・ブレインは、BtoBの新規開拓に特化し、アポイント獲得を完全成果報酬型で代行する会社です。

  • 特徴:発注側と決めた条件を満たす商談だけを提供
  • 実績:55業種・4,500社に12万件以上の商談を提供
  • 向いている企業:人件費を増やさずに新しい市場を開拓したい企業

料金は商談1件につき20,000円(税別)で、最低商談件数は1件です。月額固定費はかからず、予算に応じて商談件数の上限を設定できます。短期間で目標を設定して実施することもできますが、契約上は期限の定めなく利用できる形です。

初回商談のあとに費用の発生可否を発注側が判定するルールで、認めない商談には費用がかかりません。実際の訪問は発注側が担当します。

単発・短期の営業代行が向いている企業

単発・短期の営業代行が向いているのは、切り出す作業が明確で、短期間で結果を確かめられる企業です。向いている企業の条件は、次のとおりです。

  • 展示会や繁忙期だけ人手が必要
  • 新商材の反応を小さく検証したい
  • 営業リストとスクリプトがある
  • 切り出す業務が明確になっている
  • 獲得したアポをすぐ引き取れる
  • 短期で測れるKPIがある

反対に、次の条件にあてはまる企業は、単発・短期の依頼では成果を判断しにくくなります。

  • ターゲットや営業方針が未定
  • 商材理解に長期間を要する
  • 戦略から受注まで丸ごと任せたい
  • 受注まで数か月以上かかる
  • アポを引き取る担当者がいない

退職や産休による欠員の穴埋めは、業務委託型の営業代行ではなく、営業派遣が適する場合があります。自社の手順に沿ってスタッフへ直接指示を出したい場合は、指揮命令が制度上認められている労働者派遣を検討してください。

関連記事:中小企業向け営業代行おすすめ15選|メリット・デメリットと失敗しない選び方

単発・短期で営業代行会社を選ぶ際の注意点

単発・短期で営業代行会社を選ぶ際は、単価だけで判断せず、発注前に次の7点を確認する必要があります。

  • 最低契約期間と最低ロット
  • 初期費用を含む総額
  • 準備期間と実働期間
  • 契約期間内に測るKPI
  • リスト・録音・トークスクリプトの帰属
  • スタッフへの指示の出し方
  • 終了後の引き継ぎ方法

特に重要なのが、準備期間と実働期間を分けて確認することです。準備に2週間かかる場合、1か月契約で営業できる期間は下記の図のとおりです。

見積もりでは、契約開始日に加えて稼働開始日と実働日数を確認します。契約書面では、次の点も確かめてください。

  • 契約期間と更新の扱い
  • 「縛りなし」「契約期間なし」の範囲
  • 取りやめる際の手続きと費用
  • 支払い済み費用の精算方法
  • 支払いが前払いか後払いか
  • 準備完了後の取りやめの扱い
  • 1回で終える場合の手続き

営業リストに個人データが含まれる場合は、利用の範囲と安全管理の方法、再委託の有無もあわせて確認してください。

業務委託でも、発注側がスタッフへ直接指揮命令すると、実態により労働者派遣と判断される可能性があります。

要望や変更は代行会社の責任者に伝え、スタッフへの指示は代行会社が行う形にしてください。

単発の依頼は、切り出した作業の実行や、短期間での反応の検証に向いています。一方、営業戦略や体制づくりが成果につながるかまでを短期間で評価するのは難しいでしょう。

短期の結果だけで、ターゲットや訴求内容の良し悪しを結論づけないことも大切です。そのうえで短期間で手応えを確かめたいなら、1回きりではなく数か月にわたって営業を任せる方法があります。

関連記事:営業人材不足の原因と解消方法|商談時間を見直し、費用を抑えて営業力を補うポイント

参考記事:労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準(37号告示)関係疑義応答集|厚生労働省

必要な時間だけ切り出して営業を任せるならセールスオン

訪問1日や一定件数の架電など、作業範囲が明確な業務は単発で依頼できます。一方、戦略設計や改善まで任せる場合は、数か月の運用が必要です。

当社の「セールスオン」は、最低3か月から営業体制を構築するサービスです。1日・1件単位の単発発注には対応していませんが、月ごとの稼働時間を調整しながら、新規開拓から営業マネジメントまで依頼できます。

全国47都道府県に対応し、最短5日で稼働を開始できます。料金は稼働時間に応じて発生し、想定単価は1時間3,500円からです。

セールスオンの詳細は、下記ページよりご確認ください。

プラン 想定単価 主な業務
ライト 3,500円/時間 店舗巡回、販促活動、POP交換、ルート営業など
スタンダード 4,000円/時間 新規開拓、加盟店開拓、商談設定、提案営業、休眠掘り起こしなど
マネジメント 5,000円/時間 KPI管理、メンバー育成、ロールプレイ、品質管理、レポーティングなど

セールスオンの詳細を見る

営業代行の単発・短期契約についてよくある質問

営業代行は最短何日から依頼できますか

最短は1日からです。訪問や店舗巡回は、1人日から依頼できる会社があります。一方、展示会は3日間1セットなど、セット発注が前提の会社もあります。

テレアポやフォーム送信は日数ではなく件数で区切り、フォーム送信なら1,000件を数営業日で送る形です。営業体制の立ち上げを含む依頼では、最低1か月から3か月の契約を求められることがあります。契約期間だけでなく、対象業務と最低発注単位を確認する必要があります。

単発の営業代行はいくらから依頼できますか

2026年9月時点の各社公式サイトに掲載された下限でみると、訪問や店舗巡回は1人日あたり29,700円(税込)からです。手紙DMは1通400円に基本料金50,000円が加わります。フォーム送信は1,000件で最大55,000円(税別)、テレアポは300件で75,000円からが目安です。

成果報酬型の商談獲得は、商談1件20,000円(税別)から依頼できます。単価だけでなく、基本料金や初期費用、最低ロットを足した総額で比較する必要があります。

発注から営業開始まで何日かかりますか

2026年9月時点の各社公式サイトの記載では、フォーム送信は最短3営業日、テレアポは通常1週間から2週間です。訪問型は人選完了まで約10日、インサイドセールスは通常10営業日、セールスオンは最短5日です。

各社の日数は、申込から送信開始まで、契約から人選完了までなど、数え方が異なります。